とてもいい観劇になったので
今日の記事は舞台の感想もいっしょに綴ってみようかと。
なので少し長めですがご了承いただければ幸いです。
★★★
観に行ったのは30年の時を越え、
宝塚歌劇団花組で初の舞台化が決定した
少女漫画界の巨匠:萩尾望都の名作『ポーの一族』です。
こちらがメインキャラ、主人公のエドガー(左)とアラン。
宝塚の舞台を観劇する際、観客のみなさんがとても華やかなので、
思いっきりおしゃれして出掛けられるのも楽しみのひとつ。
いつも演目に合わせて服装を考えるのですが、
今回はエドガーとアランの『ポーの一族』
つまりエドガー・アラン・ポー繋がり
(萩尾先生曰く語呂合わせのようなものだそう)で
黒猫のリングとピアスを中心にコーディネートしました。
大のお気に入り、KEITA MARUYAMAのアクセサリーです。
人差し指には自作(と言っても型に石嵌めただけですが;)の
ネイルリングを。
花組さんは過去の演目で
KEITA MARUYAMAデザインの衣装を着ていたこともあり、
そこらへんの繋がりも含めてのチョイスに。
ピアスは元々片方にだけ星がぶら下がっている
アシンメトリーなデザインでしたが
着けているとどうにも赤い石が裏返ってしまうため、修正も兼ねて
よりアシンメトリーを強調するようなデザインにリメイクしました。
さてさて『ポーの一族』です。
女性でこの作品嫌いって、あまり聞いたことないですね。
とにかく特殊な吸引力を持つ作品。
バンパネラ(吸血鬼)として生きる運命を背負った少年たちの
美しくも悲しい物語。
私は元々この漫画の登場人物の中で特にアランが大好きでして。
繊細で、本当はとても優しくて、
だけどそれを表現することが苦手で、故に孤独で、
最後まで自分が人間であることを手放せなかった哀しい少年。
演じたのは柚香光くん。
若手のホープですね。
彼のアラン、なんと言ったらいいのか…なんかなんか、
凄かった!!(←語彙力)
舞台の後方に登場した瞬間
彼の全身から物悲しい気配が立ち上っていて目を奪われる。
身体の動きがとても頼りなく儚げで
本当に少年に見えるんだなこれが。
ショーでご本人として踊ってる時なんかは
成人男性にしか見えないのですが。
以前から舞台で彼を拝見する度、
とても印象に残るお芝居をされる方で
常々魅力的だなぁとは思っていたのですが、
今回のアランはこれまで以上、
とにもかくにも絶品でございました。
大好きなキャラクターなので、
柚香くんが素敵に演じてくれてとても嬉しかったです。
ビジュアルもほんとに強烈。
後方が柚香くん。
もうこれ、人ですか?ってレベルです(←)。
すごいなぁ…柚香くん、
普段は肉と米の話が極端に多い人(マジ)なのに
全然そんな風に見えません。
そして私は柚香くんのことばかり書いていますが、
主人公エドガーを演じたトップさんはじめ
花組のみなさんどの方もとても嵌り役で。
しかし組子のみなさんのことをそれぞれ細かく書いていると
どうもヲタ魂に火が点いてしまいキリがなさそうなので自重致します^^;
こりゃ宝塚での再演は厳しいだろうなぁ。
なんとワタクシ今回の観劇、
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