2016/03/31

1/6ドールサイズ 猫足デスク

最近ハマっている、ブライスサイズの家具作りの話題です。

今回は猫足デスク。




★★★

以前も書きましたが、ミニチュアに限らず
頭の中で思い描いているような
イメージ通りの物って売ってないことが多いです。

しかし私はどうやら極度の物欲魔人のようで、
見つからないからと言って諦めることができないんですね。

とりあえず発想を転換して
どうにか似た物で代用できないものか考えたりと
ウダウダ足掻いてはみるのですが、結局は思い浮かばず・・・

いつもこのパターンで何かしら制作しているような気がします。

1/6ドールサイズの家具は本当にあまり既成品が出回っておらず、
数ある中からイメージに合うものを選ぶというのが不可能に近いです。

なかなか良いな、と思う物を見付けてもほとんどが売り切れ状態。

今回探していたのは猫足のデスクでしたが、
常時オーダーメイドで買えるような猫足家具と銘打たれている物は、
正直これ・・・猫足か?( ̄ー ̄;) と以下略・・・

なのでとうとう自作しました、ブライスサイズの猫足デスク。

うん、やっぱり当然ながらこれが一番イメージに近いw


とにかく制作するに当たって問題なのはです。

人間用の猫足家具を作ってる職人さんのサイトをあちこち見てまわり、
試行錯誤しながらなんとか形にしました。



使用しているのがバルサ材なので、
削り出し自体は力もいらないしそんなに苦労はなかったです。

ただ、綺麗なカーブを出すこと、
4本とも均等な形にすることが難しかった。


足が出来たら天板や幕板を作ります。



前側の幕板は抽斗を入れられるように繰り抜きを。

最初は抽斗は飾りにしようと思ってたんだけど、
あるミニチュア家具職人さんが、
抽斗は、なんかロマンです
とブログに書かれているのを見て素敵!と感激したので
ちゃんと作ることにしました。

抽斗が浅いので厚みが出ないほうが都合がいいと思い、
木材ではなく厚紙を使用。

まず前板の作成。

一回り違うサイズに厚紙を切り、重ねて接着します。




その上からマスキングテープで包むと
縁を斜めにカットしたような感じになります。

これなら木を削るより楽。


底板、向板を付けます。


これで基本的な部材は揃いました。

各部をアクリル絵の具で塗装します。

質感を合わせるために抽斗もいっしょに。



バルサ材はかなり目の粗い木材なので
丁寧にヤスリをかけたつもりでも普通に塗装しただけでは
表面の木目が目立ってしまいます。

これを解消するために、木工用ボンドを少量の水で溶き
何度もコーティングして乾かし、
最後にセミマットのアクリルニスで仕上げを。

組み立てるとこんな感じになりました。




形も質感もいい感じヾ( 〃∇〃)ツ

抽斗もちょっとおめかし。




あらかじめ買っておいたミニチュアパーツの取っ手を付けます。




この取っ手、すごく良く出来てるんだよな~。




抽斗入れるとかなり本格的に見えるヾ(*≧∀≦)ノ゙




自分のデスクの上に乗せて記念撮影。

親亀の上に子亀的な。




思ってたより実物に近く出来た気がします。

やる気出るなぁ♪



抽斗もちゃんと使えるように作って良かった。

何入れるか考えよう。




ちょっとダメなところも自作だと思えばなんとなく愛着湧くし、
何よりサイズがピッタリなのが嬉しいです。

プチベル座らせてあげられる日を楽しみに頑張ろう




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